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フルート&ギターデュオCD「ピレネーを越えて」   Beyond the Pyrenees



フルートとギターによるスペインの光と影。 スペインへ想いを馳せ、奏でられる美しい旋律。
 人気フルート奏者、上野由恵と、ギター奏者の新井伴典のデュオ・アルバムの登場です。テーマは「スペイン」。スペインの作曲家やフランスよりピレネー山地を越えた先のスペインへ想いを寄せて作られた作品を収録しました。
 情熱的なリズムや哀愁漂うメロディ。色彩溢れるサウンドの調和。ギターの響きに呼応して、フルートが宙を舞うかのように旋律を歌い上げます。上野の美しく艶やかな音色がスペインの光。新井の哀愁あるギター・サウンドがスペインの影となり表現していきます。フルートの主要レパートリーであるイベールの『間奏曲』や『ハバネラ形式の小品』など非常に聴き馴染みやすい作品集となりました。(オクタヴィア CRYSTON)


フルート 上野由恵    ギター 新井伴典

収録曲クリックで20秒ほど試聴できます(Wave形式)
    ジャック・イベール
    01  寓話T   02  寓話U   03  間奏曲

    イサーク・アルベニス ※
    04  タンゴ   05  ティエルラの門

    内なる印象より〜フェデリコ・モンポウ ※
    06  哀歌T   07  哀歌U   08  哀歌V   09  悲しい鳥

    バレエ音楽”三角帽子”より〜マヌエル・デ・ファリャ ※
    10  近所の人の踊り   11  粉屋の踊り   12  代官の踊り   13  粉屋の女房の踊り

    モーリス・ラヴェル ※
    14  ハバネラ様式の小品

    エンリケ・グラナドス ※
    15  ムーア風舞曲   16  アラブの歌   17  アンダルーサ

    ホアキン・トゥリーナ ※
    18  釜祭   19 サクロモンテ

    カタロニア民謡
    20  鳥の歌

    ※ 新井伴典 編曲
録音時期:2016年1月26-28日
録音場所:神奈川県、相模湖交流センター
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


OVCC-00123   価格\3,000+税   2016年4月22日発売


サクロモンテ〜ホアキン・トゥリーナ

楽器同士の相性を通して聴くスペイン音楽の妙味〜ブックレットより

清新で鋭敏なフルートと、イベリア的なリズムと歌いくちのツボを心得た練達のギター。奏者同士の個性から見た相性の良さも、また抜群である。(音楽評論家 濱田滋郎)

月刊現代ギター2016年7月号より

フルートの上野はヴィブラートを控えた直截で鮮烈な演奏、それを支える新井のギターはスペイン音楽独特の香りをも感じさせつつ洗練された音楽性を示している。ファリャやイベールで見せる沸き立つようなリズム、土俗的で活気に満ちた音楽も楽しいが、モンポウやラヴェルでの密やかな詩情を感じさせる。イベールを除きすべて新井の編曲。新たな好個のレパートリーとなるだろう。ぜひ出版してほしい。

CDジャーナル6月号より

スペインは昔から欧州の作曲家たちの憧れの土地だったようで、その名を冠した作品のいかに多いことか。フランスとスペインとの国境がピレネー山脈ということで、両国の作曲家による作品をフルートとギターで演奏した一枚。「鳥の歌」、なにかと不安な毎日を過ごす平成日本全国民の心に利くトラックだ。





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